フォトブックを作るときに気をつけていること
フォトブックは、データで渡した写真とは別の意味を持ちます。画面で見る写真と、紙に印刷された写真は、同じデータでも受け取り方が違います。重さがあって、めくれる。その物理的な感覚が、写真を記憶に残りやすくします。
写真の選び方
フォトブックに使う写真は、納品データの中からお客様にセレクトしていただきます。ただし、「全部入れたい」という場合は、清水 文子が絞り込みを手伝います。20ページのフォトブックに入れる写真は、多くても40〜50枚が限度です。それ以上入れると、一枚一枚が小さくなりすぎて、写真の力が弱まります。
レイアウトで気をつけること
見開きページの左右に、似たような構図の写真を並べないようにしています。縦位置と横位置を交互に配置したり、全面写真のページと余白の多いページを交互に入れたりすることで、めくるリズムが生まれます。
表紙の写真は、フォトブック全体の印象を決めます。一番好きな写真より、「この本はどんな本か」を伝えられる写真を選ぶ方が、全体のまとまりが良くなります。
印刷と紙の選択
国内ラボへの入稿前に、色の確認を行います。モニターで見た色と印刷の色は完全には一致しないので、肌色や空の色を中心に調整します。紙は光沢紙とマット紙から選べます。光沢紙は色が鮮やかに出ますが、指紋が目立ちやすい。マット紙は落ち着いた仕上がりで、手で触れることが多いフォトブックに向いています。
フォトブックは、完成して手元に届いたときが一番うれしい瞬間です。お客様から「届きました」という連絡をもらうたびに、そう思います。